【Web】Webの仕組みを解説!クライアントとサーバーとは?

Webの仕組みはどうなっているの?

目に見えない部分だからイメージしづらいよね。
Webの仕組みについて分かりやすく解説するね!

目次

Webの仕組みとは?

Webでは「クライアント」「サーバー」が相互にやり取りを行っています。

クライアントとサーバー以外にも多くのものが関わりながら情報のやり取りをしています。

スマホやパソコンでページを閲覧できるのは、クライントとサーバーが情報のやり取りをしているためです。

「クライアント」は情報を要求して受け取り「サーバー」はその要求を受け取り情報を返します。

クライアントとは?

「クライアント」とは情報を要求し受け取る側のことを言います。

例えばスマホやパソコンなどの端末がそれに該当します。

スマホでニュースを見たりWebサイトを見たり情報を受け取って見ていますが、
それが「クライアント」です。

見たい情報を要求して受け取るスマホなどがクライアントになるよ。

身近で使っているものなんだね!

サーバーとは?

「サーバー」はクライアントから要求を受け取って、その要求された情報を返すものです。

要求というのは「動画を見たい、画像を見たい」というもので、
サーバーはその要求された動画や画像をスマホに返すイメージです。

要求を受け取ったり返したりするのがサーバー・・・?

もっと分かりやすく例えると、
お客さん(クライアント)が料理を注文をしたら、
その料理が提供されるよね。
その注文を聞いて料理を提供するのは
料理人(サーバー)みたいなイメージかな。

おお!そう考えるとイメージしやすい!

URLとは?

「URL」は閲覧したい情報にたどり着ける住所みたいなものです。

URLはクライアントが情報を要求するときに使い、そのURLが持っている情報をサーバーが返しています。

情報を知りたいと思うとその「URL」にアクセス(要求)して情報を取得するよね。

うん!詳しくはこちらのURLみたいなこと書いてたりする!

クライアントで要求したりサーバーで要求を受け取ったりしていたけど、
その要求のやり取りに使うのがURLなんだよ。

URLって重要な役割をしているんだね!

そうだよ!そしてURLはこのような構成になっているよ。

プロトコル

http://www.example.com:80/dummy/index.html

「プロトコル」とは規約やルールという意味です。

「http」はWebで通信するためのルールを意味します。

「s」が付くと暗号化して通信するルールになります。

「http」は暗号化していない通信なので危険です。
安全な「https」になっているURLを使いましょう。

ドメイン

http://www.example.com:80/dummy/index.html

「ドメイン」はインターネット上での住所を表します。

他にもIPアドレスというものを直接使えますが、
便利ではないためあまり使われません。

www

ドメインの最初に付いている「www」って何のこと?
必ず付けないといけないの?

省略も可能なものだよ。
「www」について説明するね!

「www」は「World Wide Web」のことを意味しています。

wwwを省略しても同じページが表示されることが多いので省略ができます。
しかし省略して同じページが表示されるかはサーバーの設定次第だから注意しましょう。

厳密にはwwwが付いている付いていないで違うドメインになります。

ポート

http://www.example.com:80/dummy/index.html

「ポート」はクライアントとサーバーが通信するときの入り口(玄関)みないなものです。

ポート番号は標準で決められているものがあり、
HTTPは「80」、 HTTPSは「443」などあります。

通常は省略されるため、あまり意識しなくても大丈夫です。

ディレクトリ(フォルダ)

http://www.example.com:80/dummy/index.html

「ディレクトリ」は情報の位置を表すものです。

どの階層かを表しています。

フォルダでカテゴリー分けするイメージです。

ファイル

http://www.example.com:80/dummy/index.html

「ファイル」はディレクトリの中にあるファイルを指定します。

指定したファイルが最終的な情報として表示されます。

URLの1つ1つにこんな意味があるなんて知らなかった!
URLって面白いね!

HTTPヘッダーとは?

URLをやり取りするときには裏側で「HTTPヘッダー」という情報が付いています。

HTTPヘッダーは主にサーバーにリクエストするときに付いているものと、
サーバーから情報が返ってきたときに付いているものがあります。

サーバーにリクエストするときに付いている代表的な情報は、パソコンのOSやブラウザの種類を表す「ユーザーエージェント」、参照元の情報を表す「リファラー」、ブラウザに保存されている「Cookie」などがあります。

また、サーバーから返ってきたときに付いている情報には、返答の状態を表す「HTTPステータス」、返ってきたデータの種類を表す「Content-Type」、有効期限を表す「Expires」などがあります。

URLのやり取りに情報が付いているってこと?

そうだよ!見えないところで情報のやり取りが行われているよ。

急に難しい言葉をたくさん出してしまったけど、
今話した内容はステップアップの内容だから、
今はこのような言葉があるという認識を持ってもらうだけで大丈夫だよ!

分かった!頭の片隅に入れておくね!

まとめ

少し難しいところもあったと思うけど、
今回はWebの仕組みについて解説したよ!

  • クライアントは情報を要求し、それを受け取る側のこと
  • サーバーはクライアントの要求を受け取って、それを返すもの
  • URLは閲覧したい情報にだどり着ける住所のようなもの
  • HTTPヘッダーはHTTP通信のやり取りで付いている裏の情報

普段、無意識にスマホを使っていたけど、
Webの仕組みが分かったら少し見方が変わった気がする!

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